先日、このようなツイートをしました。
悩む時間がムダだよな、と考えていたことがある。悩むくらいなら作業でもして、1歩でも多く進む方がいいと。今ならむしろ作業の手を止めて「自分は何を感じてるか?」に意識を向ける。もしかすると、心は「そっちじゃない」と言っている可能性があるため。非効率に見えても、立ち止まることは大切。
— とく🇩🇪│ (@dsuke8803) January 13, 2025
あなたは「悩む時間がムダじゃない?」と言われたり、考えたりした経験はありませんか?悩む時間を行動に当てれば、有意義になりそうな気がします。
ぼくも不安をかき消すかのように、がむしゃらに行動した時期があります。たしかに結果は出たけれど、行き着いた先は燃え尽き症候群・・・。
この経験が「立ち止まること」を考えるきっかけに。
今回は「悩むくらいなら動く」が逆効果になる理由について書いていきますね。休む間もなく働くあなたへ。すこしでも参考になれば幸いです。
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悩むときの感情を感じていますか?
あなたは悩みの感情を感じていますか?
「何それ?」と思う方もいると思います。たとえば、
- スーッ
- ソワソワ
- ざわざわ
- キュッ
- ほわほわ…
このような胸の内側が動くような感覚です。この感情の動きを感じることがとても大切。
感情の動きがあなたの本音だからです
でも普段から感情の動きを細かく観察している人も少ないのではないでしょうか?むしろ「悩む時間がムダ」だと考えてしまうと思います。
「悩むくらいなら動く」は逆効果・・・
なぜ「悩むくらいなら動く」は逆効果なのか?
さて、「悩むくらいなら動く」が逆効果だという理由を話していきます。
それがこちら。
- 感情に蓋をしてしまうから
- 損得で選ぶと失敗するから
- 感情より思考を優先する文化ができてしまうから
感情に蓋をしてしまうから
1つ目は「感情に蓋をしてしまうから」。
先ほど「感情の動きはあなたの本音」だと書きました。あなたが悩む時、心が何かしら動いているはず。
しかし行動することで、心の動きを見ないで済みます。だんだん、心の動きを見ない(感情に蓋をする)ことになりかねません。
本音を抑えて行動すると、たとえ一時的に結果が出ても、かならずどこかにひずみが生まれます。
感情に蓋をしないことが大事
損得で選ぶと失敗するから
2つ目は「損得で選ぶと失敗するから」です。本音と違う行動を取る裏には、「損得」で決めている可能性があります。
たとえば、
- この人と繋がれば得があるんじゃないか
- この話に乗ればうまくいくんじゃないか
頭で「メリット・デメリット」を考えている状態ですね。しかし恐れや不安から来る行動はことごとく失敗します。
悩む時は、自分が損得で選んでないかチェックする良い機会です。
大事なのでもう一度。恐れや不安、不足感で選ぶと本当に失敗します・・・
自然な流れに乗れなくなるから
3つ目は「自然な流れに乗れなくなるから」。
自分の力でどうにかしようとするときってうまくいかない。
ところが、「もうお手上げ!わからん!」と手放したときに、スルスルっとチャンスが巡ってくるもの。自然な流れに乗る方が物事がうまくいきやすいです。
不思議ですよね
手放すとは、どうにかしようとしないこと。これが1番しっくりくる。
— とく🇩🇪│ (@dsuke8803) January 1, 2025
行動!行動!とやってる時ほど、自然な流れから遠ざかります。
感情の動きを見ないことが逆効果である理由です。
SNSの煽る発信に注意
感情の動きが大事だという話をしました。
しかし、SNSや発信者のなかには煽ってくる人もいるので注意が必要です。
- 決断が遅いと成功できませんよ
- 幸せにはなれませんよ
- だからうまくいかないんですよ
むしろ、こういう煽ってくる人からは離れてもいいくらいです。
あなたを幸せにできるのは、あなただけ
まとめ:あなたの感情がときめく方を選ぶ
今回は「悩むくらいなら動く」が逆効果な理由を書いてみました。
- 感情の動きがあなたの本音
- どんなふうに感じているかが大事
なので、行動でかき消すのではなく、じっくり感じてみてください。
大切なのは「あなたの感情がときめく方を選ぶ」ということ。
ぜひ感情の動きは大切にしてみてくださいね。それでは!