今回は「心が軽くなる考え方」をテーマに書いてみます。
「HSPだと自覚したけれど、苦しさが変わらない」そんな方に向けた内容です。
以前、次のポストをしました。
HSP気質だと知ったときは、ホッとした。「生きづらい原因はこれか」と思えたから。
— とく│内向型のひとり起業 (@dsuke8803) October 20, 2024
当時は「HSP」が、ぼくの心の支えになった。でもずっと掲げる必要はなくて、手放せることもわかった。
ちょうど車の初心者マークを外すような感じ。HSPは安心材料ではあるけれど、けっして基本人格ではない。
どうでしょうか?
もしかすると、共感してくれる方もいるかもしれません。
段階に分けるなら、
僕は次のような時期を過ごしてきました。
- なぜか生きづらさを抱えていた時期
- HSP気質だと知って、心が軽くなった時期
- HSPだと自覚したけど、苦しさは変わらない時期
HSPという「心の拠り所」ができた時は、すごくホッとしました。
その後、
苦しさから抜け出せない時期がありましたが、
今は、HSPを意識したり
生きづらさを考えたりすることは
あまりないかなと思います。
理由を一言でまとめるなら
「自分軸が太くなってきたから」だと、
感じています。
今回は
- HSPだと自覚したけど、苦しさが変わらない理由
- 生きづらさを手放すための考え方
を書いていきます。
なぜHSPだと自覚しても苦しさが変わらないのか?
初めてHSPだと分かった時は、ホッとした。
なのに、苦しさが変わらないのはなぜでしょうか?
僕は「生きづらさの根本解決になってないから」だと考えています。
傷口に絆創膏を貼ったけど、癒えてない状態。
「傷口」が生きづらさで、「絆創膏」がHSP。
一時的に痛みは安らぐけど、
常に傷ができて痛い。
この繰り返しな気がします。
じゃあ「傷口=生きづらさ」とは何でしょうか?
どうしたら癒されるのか?
生きづらさとは?
個人的な解釈ですが、
「生きづらさとは、心の声を無視した結果」
だと考えています。
- 今の自分じゃダメだ
- 努力が足りない
- もっと行動しないと・・・
こういった「自己否定」の言葉が、
自分の心を傷つけているのかもしれません。
もうとっくに、心はぐったりしてるのに。
自分を否定して、心の声を無視した結果が「生きづらさ」ではないか。
そんなふうに思いました。
なぜ生きづらさを感じていたのか?
— とく│内向型のひとり起業 (@dsuke8803) March 11, 2025
自分の心の声を無視して、他の誰かになろうとしていたからだと思います。
・動けない自分はダメだ、甘えだ
・もっと明るい性格にならなきゃ
より
「自分はどうしたいか?」
「何を感じているか?」
に向き合うと、生きづらさを考えること自体なくなりました。
内面に向き合う=自分の感情に意識を向ける
「生きづらさとは、心の声を無視した結果」
この仮説を立てて、内面に意識を向けました。
2024年は「内観」をちゃんとやり始めた時期です。
「内面に意識を向ける」って、馴染みがない人からすると「何をするの?」と疑問に思うかもしれません。
あまり難しく考えずに、
「今、自分はどう感じているんだろう?」
と意識することです。
胸のあたりの感覚を感じてみてください。
……とはいえ、
僕はこれ、最初全っ然わかんなかったんですけどね😇
トキメキなのか、違和感なのか。
言葉にしなくても、ざわざわ、とか、抵抗がない感覚、とか。
そういったものでも大丈夫です。
「心の声に耳を傾ける」ために、
自分の感情に意識を向けてみようと
まずは頭の片隅に置くだけでもOK。
僕がやってきたワークを3つ紹介します。
すぐ取り組めるものばかりなので、
どれかひとつでも良いので
試してみてください。
心の声に耳を傾けるワーク
僕が試して、効果を感じたワークを3つ紹介しますね。
- 瞑想
- ジャーナリング
- 散歩
簡単にできるものばかりなので、
ぜひ試してみてください!
瞑想:
焦りや不安を感じたり、イラッとした時は、瞑想がおすすめです。
自分の本音に耳を傾けるチャンス。
まずは深呼吸。
- 目を閉じる
- 4秒かけて鼻から息を吸う
- 8秒かけて鼻から息を吐く
吸う:吐く=1:2の割合です。
次に瞑想。
こちらの記事で
おすすめのYouTubeを紹介してます。
ジャーナリング
自分の感情をノートに書き出します。
「書くこと」を目的にするより、
- 心を落ち着かせること
- 本音を出すこと
を意識すると良いです。誰かに見せるものでもないので、自由に書き出します。
例えば、嫌な出来事があったとします。
もちろん最初は「ムカつくムカつく!!」みたいな暴言でもOK。ふと我に返る瞬間というか、深呼吸できる瞬間がきます。
そこで
- 自分はどう思った?
- 本当はどうしてほしかった?/どうしたかった?
など自分自身に問いかけてみてください。すぐに答えが出なくても大丈夫。数日後に出てくることもあるので。
感情をそのまま書き出してみてくださいね。
ふっと、あなたの本音が出てきます。
散歩
僕はあさんぽ(=朝の散歩)によく行きます。
外の冷たい空気を思いっきり吸い込むと、心地いいんですよね。
- ぼーっと何も考えずに散歩したり
- 何を感じてるかなあと思ったり
スマホを持たずに歩いてます。
ちょっとしたデジタルデトックスも兼ねて。
思考よりも感情に意識を向ける時間として、散歩もおすすめです。
自分の感情に向き合うほど「自分軸」が出来てくる
冒頭で「生きづらさを考えなくなった理由」を「自分軸が太くなったから」と書きました。
先ほど書いた3つのワークは、どれも「自分自身との対話」です。
- どう感じているのか?
- 何が好きで、何が嫌いなのか?
- どんなことをしたいのか?
普段、あまり自分自身に意識を向けない人ほど、最初は出てこないかもしれません。
僕ですね。
でも、根気強く心の声を聴いてみてください。
少しずつ、少しずつ、「こっちかな」「何か違うかも」と分かってくるので。
最後に:大切なのは「あなたの心が穏やかになるもの」
「心の声に耳を傾けるワーク」を書きましたが、
大切なのは「あなたの心が穏やかになるもの」です。
あなたの心が喜ぶことを続けてみてください。
1回2回じゃ、正直変わりません。
あなたが「これをしてる時は心地良い」と感じるものを続けること。
生きづらさを手放して、心が軽くなるステップです。
ぜひ試してみてくださいね。