今回のテーマは「怒りの感情がスーッと消えたワーク」の話をしていきます。
2025年9月、僕はディマティーニ・メソッド(DM)という、人生を根幹から変容させるプログラムの個人セッションを初めて体験しました。

時間無制限コースで受講したので、期限は決まっていません。ブレイクスルーに至るまでじっくりワークに取り組みました。
人によっては半年かかる人もいると聞きましたが、僕は1ヶ月で個人セッションを終えました。※もちろん早いから良い、遅いから悪いわけではありません
この記事では、
- DM個人セッションを受けた感想
- どのような変化があったのか?
を中心に体験談を書いていきますね。

話には聞いていた「嗚咽級の涙」がありました…
自分一人では思いつかない角度の質問に向き合ったからこそ、得られた体験がありました。
自分の「認知の歪み」に気づけて、20年間抱えていた怒りの感情を手放せたように思います。
※一人では絶対にたどり着けないと強く感じたので、ファシリテーターの方には本当に感謝です。
人生を好転させたい方は、ぜひ参考にしてもらえると嬉しいです。
「嫌いな人」は、自分を映し出す鏡
DM個人セッションでは、「嫌いな人」を特定するところから始まります。
他人は自分を映し出す鏡だからです。
自分にも同じ特性があるからこそ、
無意識に
- 自分を許せない
- 罪悪感を抱えている
- 自分の感情に蓋をする
といった状態になります。
だからこそ、相手に怒りを覚えることがあるんです。
逆に言えば、自分自身が許せていない感情を癒してあげることで、物事の捉え方が変わり、人生に変容が起きるということ。
……ちょっとピンとこないかもしれませんね^^;
20年抱えていた「怒り」とは?
僕は両親に対して「自分の気持ちを受け止めてくれない、理解してくれない」とずっと感じていました。
- もっと気持ちを汲み取ってよ
- 親なのに何でわかってくれないの
- 心配じゃなくて、もう少し応援してよ。信じてよ
当時の僕は、「両親が自分の気持ちを分かってくれない」と思っていましたし、特に父に対して怒りが溜まっていました。
「言いたい事があるなら言ってよ」
「少しは俺の話に興味を持ってよ」
ずーっと無意識に溜まっていたんですね。
父に対して一番怒りをぶちまけた日をワークで扱った
自分で言うのもなんですが、たいてい「優しい」「真面目」と言われるタイプです、僕。
怒りをその場で出すより、後から思い返して「むしゃくしゃっ」としちゃう方。
※今は思ったことは言えるので、怒りを溜めることはなくなったと思います
そんな僕ですが、
怒りが爆発した出来事があります。
それが父とのケンカ。自分でも「自分ってこんなにブチギレるんだ」と思うほど。
「20年間、誰のせいでこんなに人間関係でつらい思いをしなきゃならないと思ってんだよ!!」
怒りのMaxが100だとすると、確実に120に振り切ってました。
思い出すたびに「イライラするし、ありえない」と感じた記憶。
ディマティーニ・メソッドの個人セッションでは、当時の記憶を元にワークを行いました。
怒りの感情が湧いた理由
ワークを通して「理解されてない」「受け止めてもらえない」ことに強い感情を持っていました。
当時の父に怒りをぶちまけた時も同じ。
僕「言いたいことがあるならはっきり言ってよ」
父「話したいことがあるならお前が、「最近仕事どう?」とか聞けばいいだろ」
僕「はあ?そういう話じゃないやん」
ここからヒートアップする流れ。
あの瞬間、会話のキャッチボールができてないと思ったんです。自分が投げた会話のボールを、ミットに収めるどころか、バットであらぬ方向に打ち返した。
そんな風に受け取り、「受け止めてもらえてない」と感じ、怒りが爆発。
でも、DMの質問に向き合ううちに、自分の思い込みだったことが完全に腑に落ちました。
ディマティーニ・メソッドは中心に戻るためのワーク
ディマティーニ・メソッドの個人セッションでは、A面とB面のワークに取り組みます。
- A面:プラスの出来事からマイナスを探し中心に戻る
- B面:マイナスの出来事からプラスを探し中心に戻る
「わざわざプラスの出来事を落とす必要はないでしょ」って思いますが、自分で落とさずに浮かれたままだと、人生からドンッと大きなマイナス(事故、病気、リストラetc…)がくるようになっています。

人生はそうなってるんですって
ディマティーニ・メソッドは「中心に戻るためのワーク」なんですね。
父に対する「怒りの感情」に向き合った
父に対しては怒りの感情ですので、B面(マイナスからプラスを探す)の問いに向き合いました。
決まった問いがあり、A面は「列1~列7」、B面は「列8~列14」があります。
例えば以下のような質問があります。
- 自分が同じ特性を示したのは?
- 正反対の特性を示したのは?
僕で言えば、父と同じように「誰かの気持ちを受け止めなかった時」を思い出したり、父が「気持ちを受け止めてくれた時」を思い出したりしました。
正直「そんなのあるわけない」と反発する気持ちはありましたが、これが探せばあるんですよね。
- 大事な話は父に相談するようにしてる(事実ベースの意見をもらえるから)
- 子どもの頃、時計の故障を直した時に褒められた
などなど。
そうして、問いに答えていたある日のこと・・・
ちゃんと受け止めてもらっていた事実が見えて涙が溢れた
何度か個人セッションを重ねた2025年9月23日。秋分の日でした。
父に怒りをぶちまけた日の記憶をイメージした時、何の感情も湧かなかったんです。
ファシリテーターの方に「どう思いますか?」と聞かれても「いや、どうと言われても」という感じ。
思い出すだけでむしゃくしゃしていたのにも関わらず、です。
もう一度、記憶を辿った時に、
「自分の投げかけを受け止めてくれなかった」
と捉えていたものが、
「父は意見を伝えてくれていただけ」
「会話のキャッチボールをしてくれていた」
と気付いたんです。
その時。
内側から涙が流れてきました。抑えられないほど、湧き出てきました。
「人によっては嗚咽級に涙が出る」
セルフワークで涙が滲むことはあっても、嗚咽することはなかったので、正直本当かなーと思っていました。
これか、嗚咽級って言われていたものは。
自分の捉え方が傾いていただけだったんですね。
これに気がつけた瞬間、心の中のジャッジがスーッと消えていきました。
ちなみに、以下は知り合いの別のDMファシリテーターの方に送った個人セッション後の感想です。


認識が変わると、見える世界が変わる
DM個人セッションで嗚咽級の涙を流して以降、次のような気付きや変化を得られました。
- 「気持ちを受け止めてほしい」「なんでわかってくれないの」と思わなくなった
- もし仮に、父に投げた会話のキャッチボールを打ち返されたとしても「あーもう!」と言いながら、取りに行ける感覚。
- 父は父のまま、母は母のままでいいんだと思える
※もちろん、ムッとする事はありますがお互い様です😂
当時、父に怒りをぶちまけた事で、今の自分に繋がっているし、父があの時「気持ちを受け止めてくれなかったから」今の自分がいると思えます。
最高でも最悪でもなく、最適。
僕自身、今までイライラしていた所に怒りが湧かなくなりました。
嫌な感情は気付きを与えてくれる存在
普段から、誰しもイライラすることってありますよね。
外側の状況に反応するのではなく、
- 外側の状況は、自分の内面を映す鏡
- すべて必要な出来事
- 自分が引き起こしている
という考え方を取るようになってから
まず「自分の内側」を見る癖が付きました。
自分を責める、という意味ではなく
「すべて自分の内側の状態を反映してる」
=自分が変われば世界が変わる
=あなたには変えられる力がある
ということ。
もちろん外側の対処も大切ですが、
自分の内面にも注目してみてくださいね。
まとめ
今回はディマティーニ・メソッド個人セッションを受けた感想を書いてみました。
セルフワークをしてきたからこそ、
個人セッションの凄さがわかりました。
たしかに、1人じゃ心の奥まで進めない。無意識にブレーキがかかるからです。
個人セッションを知ったら、もうセルフワークに戻れない笑。悩みに向き合う時は、迷わず個人セッションを受けます。
もし気になってる方は、
ぜひ個人セッションを受けてみてくださいね!