前回の記事がこちら。

「トレンドブログを続けても、このままじゃまた同じことになる。」
そう思い、次の一手を探していました。
そこで出てきたのが「特化ブログ」でした。
トレンドブログは書き続けないと収益が落ちる。
でも、特化ブログなら「積み上げる運営」ができる。
「よし、これなら長く続けられるかも。」
そう思い、特化ブログを始めることにしました。
「稼げるから」韓国ドラマブログをスタート。でも…?
とはいえ、何のテーマでやるか?
迷っていたときに、アドバイスをもらいます。
「いま韓国ドラマが再燃してるから、韓国ドラマをやったら稼げるよ。」
なるほど。
僕のトレンドブログはVOD(動画配信サービス)をメインに扱っていたので、韓国ドラマとも相性は良さそう。
「よし、それでやってみるか!」
そうして、韓国ドラマの特化ブログをスタートしました。
初めての外注化。ブログとInstagramを同時に運用。
でも、韓国ドラマのことはさっぱりわからない。
そこで、初めて外注ライターを雇うことに。
- 5名~10名のライターを雇い、1人をバイトリーダーに
- 僕は1日1時間未満の作業で、月15万円~30万円を売り上げる(経費2万円/月)
「これ、めっちゃ効率いいじゃん…!」

ところが、韓国ドラマは初心者が取り組みやすいテーマ。次々とライバルサイトが立ち上がります。
そのためライバルとの差別化を図るべくInstagramにもチャレンジ。韓国ドラマのブログをInstagramと連携すれば、より集客できるんじゃ?と思い立ったからです。
初めて「ブログ以外の分野も学ばなきゃいけない」と思い、別のコミュニティに参加。
- Instagramの運用サロンに入会
- noteやBrainなどの教材を購入して勉強
ブログと同じようにInstagramも外注化。僕が構成を決め、1年ほど付き合いのあるライターさんに投稿とフォロワー対応を任せる形にしました。

結果、1年で1万フォロワーを達成。(2022年4月時点で2万フォロワーに成長。)


これ、思った以上に順調じゃないか?
でも…
このとき、僕は大事なことに気づけていませんでした。
外注化もインスタ運用もうまくいったはずなのに、不安が消えない3つの原因
ブログの外注化もうまくいった。
Instagramのフォロワーも増えた。
だけど、ふとしたときに思ったんです。
「これ、本当にこのままでいいのか?」
その原因は3つあります。
不安その1:ブログ業界の変化の兆し
実は、この頃からブログ業界全体に変化の兆しがありました。
- 企業ドメインを使うノウハウで、次々とSEOを独占するサイトが現れる
- 個人ブログでは「中古ドメイン」のノウハウにより、資本力勝負になり、通常のサイトでは勝ちにくくなっていた
ちなみに、僕の韓国ドラマブログは中古ドメインに載せ替えて運営していました。
でも、結局「お金とドメインの強さ」がモノを言う世界になりつつあった。
「このままやっていて、本当に勝てるのか?」
そんな不安が、徐々に大きくなっていきました。
不安その2:外注化で自分のスキルは衰退するのでは・・・
もう1つ、頭をよぎった不安がありました。
- 外注化はうまくいっている。けれど、自分自身のスキルは伸びているのか?
- 自分で文章を書かなくなった結果、文章力が磨かれないのでは?
- このまま外注依存が続けば、自分の価値はどこにあるんだろう?
気づけば、自分の手で記事を書くことが減っていました。
ずっと自分で書いていたのに、この時は「指示を出すだけ」。(AIでも同じことが言えるのではないでしょうか?)
さらに、自分の行動を振り返って気づいたことがありました。
不安その3:先生に依存していた自分の姿勢に気づいた
「違和感」の正体がわかったのは、ある日ふとした瞬間でした。
「言われたことを言われたとおりにしかやってないのでは?」
言われたことを言われたとおりにやるって、すごく大事です。
- 「これおすすめだよ」→「やります!」
- 「ここ訂正したほうがいいよ」→「直しました!これでどうでしょうか?」
たしかに、アドバイス通りに動くことで、結果は出ていました。でも、その結果って「先生のアドバイスありき」じゃないか?

「聞いてから行動するって、下請けと変わらないじゃん。」
「アドバイスがなくなれば、動けないんじゃない?
「このままだと、一生依存したままだ…」
それに、仕事を受注しているわけではないのに「自分で深く考えず、ただ動いているだけ」になってはいないか。
「俺って、素直なんじゃなくて、思考停止してただけじゃないか…?」

急に、焦りが湧いてきました
自分で考える力をつけるべく新しい環境へ
そこで「自分で考える力をつける」ために、新しい道を探し始めました。
2020年11月。
Twitterで前からベンチマークしていた人に、「コンサルを受けたい」と連絡。

自分に足りていないと感じた、以下を学びたかったんです。
- 構造化したサイト運営
- 言語化の技術
- 明確なターゲット設定
学び始めると、いかに自分で考えていなかったかが浮き彫りに・・・。それでも、なんとか食らいつこうと試行錯誤しました。
ところが。
またしても、僕は新たな違和感に直面することになります。
次回予告:ノウハウコレクター迷走期
新しく入ったビジネスコミュニティは、今までと真逆のギラギラした雰囲気。
普段の自分では絶対にしないような経験をしたり、言語化に意識を向ける機会がたくさんあり、ふりかえると大事な時期でした。
ところが、違和感が出てくる。
- とりあえずやってみたらいい、の「とりあえず」って何をどうすればいいの?
- 思いついたものは「とにかく行動」!しかし、次に繋がらない焦りが出てくる。
- 初めて「ノウハウコレクター時期」。
- コミュニティリーダーの不正行為
気づけば「この環境は合わない」と思うようになっていました。
「また迷走するのか…?」
この時の僕は、次の行動をどうするか決められないまま、資金が底をつきます。
次回は「ノウハウコレクター迷走期」にハマった話です。